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2018 6種類のサツマイモ栽培出荷(紅はるか、金時、紅あずま、玉豊、シルクスィート、パープルスィートロード)

玉豊

直売所で販売中の玉豊

 変わり種のさつま芋「玉豊」の紹介です。

 こちらの品種は、さつま芋なのに皮まで白いちょっと変わったさつま芋です。右の写真の通り、ぱっと見ではさつま芋には見えません。大根かレンコンに似ています。

 肝心のお味ですが、甘味は紅はるかや金時よりも控えめで、水分が多く、繊維が少ないです。甘味は薄いですが芋の風味がしますので、さつま芋というよりジャガイモのような味がします(食感はさつま芋です)。

 実はこの玉豊、焼いたり蒸かしたりして食べる用のさつま芋ではありません。玉豊に最も適した調理方法は、干し芋にすることです。

 先ほど玉豊のお味について、焼き芋用の品種である紅はるかや、おかず用の調理に適している金時よりも甘さが控えめだと書きましたが、これは干すことを前提に品種が作られているためです。干すと身が凝縮され甘味が増しますし、繊維が少ないのでしっとりとした食感に仕上がります。

 サポートいびでは実際に、玉豊を原材料にした干し芋も手掛けております。干し芋は他の品種でも作っておりますので、その日毎に直売所に並ぶ品が変わります。優しい味わいが自慢のサポートいびの手作り干し芋、ぜひ食べ比べてお気に入りの品種を見つけてくださいね。

玉豊を干している様子。干し芋は一つ一つ真心を込めて手作りしております。

サポートいびの手作り干し芋。種類いろいろでお届けしております。このポップが目印!

金時芋

▲掘り出した直後の金時芋

 『さつま芋』の代表選手である金時芋。黄色い美しい果肉とホクホクの食感で根強い人気を持っています。

 ところでこの金時芋、代名詞である鳴門金時は、徳島県の一部の地域で作られた金時芋のみに名乗ることが許されているブランド名なんです。

 金時芋は『高系14号』というさつま芋を品種改良して生まれた芋の俗称で、産地によって別々のブランド名で売り出されています。サポートいびも金時芋を作っております。今回はそんな金時芋についてご紹介します!

 一か月キュアリングを行い食べてみた感想は、紅はるかに比べて随分とほっこりした食感だというものでした。甘さは紅はるかよりも控えめ。昔ながらの「さつま芋」のイメージに近いです。紅はるかはスイートポテトのような”デザート”のイメージ・こちらはふかし芋のような”おやつ”のイメージ…と言えば伝わるでしょうか。

 水分は控えめで、天ぷらなんかにぴったりです!また、実も大きなものが多く、おかずの一品に使うにはボリュームも十分であると感じました。

 金時芋も紅はるかとは違った魅力があり、昔から人気があるのも頷けます。

 優しい素朴な味わいの金時芋、ぜひご賞味くださいませ。

 

~~~実が黄色のさつま芋の栄養分について・色々な調理方法編~~~

 さつま芋は火を通すことで炭水化物の割合が増え、甘くなります。しかしどの調理方法でも同じ栄養成分なのかと思うと、実はそうでもないようです。

 下図はさつま芋における焼き芋・蒸し芋・干し芋の栄養分のグラフです。

 蒸し芋は焼き芋に比べて水分が高い割合を占めますが、あとの要素はほとんど値が変わりません。しかし干し芋は炭水化物の割合がグッと増えただけでなく、タンパク質の割合も二倍になっているようです。

 干物全般に言えることですが、干物にすることで水分が減り栄養分が凝縮されることと、太陽のエネルギーを受けて栄養分のバランスが変化します。さつま芋も例外ではないようで、他の調理方法と比べてかなりの養分差があるようです。摂りたい栄養分を考えて調理法や使用する芋の種類を変えてみても面白いかもしれませんね。

▲焼き芋・蒸し芋・干し芋の栄養分比較(文部科学省『食品データベース』よりデータ参照)

紅はるか

▲掘り出した直後の紅はるか

 さつま芋の中でも「甘い」で有名な紅はるか。2010年から正式に栽培されはじめた新しい品種ですが、すでに多くのファンを獲得しているさつま芋界のサラブレットです。

 紅はるかの特徴として、赤みが強い美しい紫色の皮と、火を加えるとレモン色になるしっとりした果肉が挙げられます。その特性から焼き芋としての需要がとても高いです。

 食べてみた感想は、まさに「焼き芋」という甘さ・柔らかさがとってもおいしいです。皮も薄く、そのまま食べても噛み切れてしまいます。中身も繊維質をほとんど感じず、お芋のほっこりとした食感とねっとりとした食感のバランスが絶妙でした。

 サポートいびのさつま芋は、一か月間寝かせて熟成させてあります。お芋は採れたてを食べるより10~13度の低温でしばらく寝かせたほうが甘くなるそうで、甘味もばっちり!

 紅はるかは現在各直売所で販売しております。またよってみ~な池田では、焼き芋の販売もしておりますので、お見かけの際はぜひご賞味くださいませ。

 

~~~実が黄色のさつま芋の栄養成分について・焼き芋編~~~

 さて、紅はるかが焼き芋向きだという話ですが、ここで焼き芋の成分・栄養分について見ていきたいと思います。

 下図においてさつま芋の生での成分と焼き芋にした時の成分を比べると、炭水化物(黄)の割合が高くなっていることが分かります。

 さつま芋は焼くと甘味が増しますが、これは生芋の状態では存在しなかった糖が過熱によって生まれるからです。この糖は麦芽糖といいますが、発生適温が70度と高温なため、生芋状態では存在しません。そして加熱によって水分が逃げるため、果肉中の糖の割合が高くなります。それによって甘味が増すのですが、こうしてグラフで見てみても、水分(青)が減って炭水化物(黄)=糖が多くなっていることが分かりますね。

 さつま芋の甘味は、じっくり加熱すればその分高くなるそうです。この秋ぜひ皆さんのご家庭でも、じっくり焼いた甘~いさつま芋を味わってみてください。

▲生の状態と焼いた状態のさつま芋栄養分比較※右クリック画像表示推奨(文部科学省『食品データベース』よりデータ参照)

▲紅はるかの焼き芋。一か月間の熟成の甲斐もあり、甘くてねっとりとした食感に仕上がっています。蜜のおこげがまた堪らない!

黒煌(くろきらり)

黒煌(サポート畑での姿)

 黒光りする皮と、境界まで真っ赤な果肉が特長の黒煌。小玉スイカで、直径20㎝ほどで成熟します。

 糖度は12ほど。一般的に甘いスイカというのは糖度12~13と言われていますので、甘さもばっちりです。

 食べてみた感想は、『とにかく甘い・皮ギリギリまで赤い・種がしっかりしている』という感じでした。

 水気は勿論たっぷりとあるのですが、身が崩れにくいのかシャクシャクと最後まで果肉を楽しむことができました。また種がとてもしっかりしていて、種の小部屋をはっきり見ることができます。種周りは特に甘く、種ありスイカならではの美味しさを感じました。

 

~~~赤肉スイカの効能~~~

 スイカは約90パーセントが水分でできています。その他にミネラルや炭水化物(糖質)を含みます。実はスイカはスポーツ飲料ととても近い成分で構成されており、何もしなくとも汗で色々と流れて行ってしまう夏場には最適な野菜であると言えます。スイカに塩をかけて食べるのは味がよくなるだけでなく体にも良い、というのも納得ですね。

 またスイカは、その見た目に反してカロリーがとても低い野菜です。スイカのカロリーは37kcalですが、これはヘルシー野菜のイメージが強いシソと同じ数値です。水分が多いため満腹感を感じやすく、ダイエットのリバウンド対策に効果的とされています。夏太り防止にはスイカを食べて、たっぷり汗をかいて健康的に過ごしたいですね。

赤肉スイカの含有栄養素(データ:文部科学省『食品成分データベース』より)

フルティカ

フルティカ(果実)

 つやつやと美しい実が特徴のフルティカ。ミニトマトとトマトの中間くらいの大きさです。分類的には「中玉トマト」に入ります。

 糖度は7~8と、普通のトマトよりも甘みが強いです。食感としては『トマトの肉厚さを残しつつ、味はミニトマト』といった具合でした。

 皮は薄めで、生食ではプチっと歯が実に食い込む感触です。火を通して食べる場合は、薄皮で果肉がしっかりしていますので、スライスして焼くのに適しています。

 お料理用にも生食用にも映えるフルティカ。お召し上がりの際は、名前の通り甘くてフルーティーな食感をご堪能くださいませ。

 

~~~トマト類共通の健康作用について~~~

 トマトに多く含まれるカロテンは抗がん作用や免疫力促進の効果があるそうです。また皮膚の再生を助ける働きがあり、日焼けにも効くのだとか。トマトの健康成分としてよく上げられるリコピンはカロテンの一種ですが、カロテンよりも強く活性酸素を押さえるのだそうです。活性酸素は増えすぎると肌の老化や血管の硬化などを引き起こします。つまりトマトはお肌の老化に対する強い味方ということですね!

 またトマトは血糖値を下げる働きがあるそうです。近年ではアルコールの分解を助ける働きがあることも証明されています。食べ過ぎ・飲みすぎで胃もたれがするときは、トマトを少しかじってみてください。

トマトの含有成分表(食品成分データベース:文部科学省)

サポート圃場のフルティカ。この夏の暑さに負けず、実をたくさんつけてくれました。

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